ボード メンバー

Linux Foundation ボードは、現在、16 名のボード メンバーで構成されています(順不同・敬称略)。

Larry Augustin
Larry Augustin -- 一般選出ボード

エンジェル投資家であり、アーリー ステージの技術企業のアドバイザー。現在 Compiere、Fonality、Hyperic、Medsphere、Pentaho、SugarCRM、および XenSource の役員を務めています。以前は JBoss 社 (Red Hat Software 社に買収される) および Linux International (LI) のディレクターでした。「オープン ソース」という言葉を作ったグループのメンバーでもあり、オープン ソースについての著作や講演活動で世界的に有名です。2000 年には Worth Magazine の トップ 50 CEO の 1 人に選ばれました。それ以前はMedsphere の暫定 CEO も経験しています。2002 年 9 月から 2004 年 12 月までは、Azure Capital Partners のベンチャー パートナーとして、Azure による Zend 社および Medsphere 社への投資を促進、1993 年には VA Linux 社 (現在の SourceForge 社, NASDAQ:LNUX) を設立して 2002 年 8 月まで CEO を務め、1999 年 12 月に株式公開を行っています。VA Linux では、世界最大のオープン ソース ソフトウェア開発コミュニティである SouceForge.net を開設するほか、Andover.net 社を買収し、SourceForge.net、Linux.com、Slashdot、およびその他の有名なオープン ソース インターネット サイトをマージして、Open Source Development Network (OSDN) を結成しました。

彼はスタンフォード大学で電気工学の Ph.D. と M.S. を、ノートルダム大学で電気工学の B.S. を取得しています。Larry のブログはこちらです。
http://lmaugustin.com 

 

Mark Charlebois
Mark Charlebois, Qualcomm Technologies Inc. (QTI)

Qualcomm, Inc. の子会社である Qualcomm Technologies Inc. (QTI) の OSS 戦略担当ディレクター。20 年にわたり、Unix、Linux、および組込みシステム向けのソフトウェア開発を行っています。1999 年に Qualcomm に入社し、R&D、GlobalStar、MediaFLO、QuIC に所属した後、再び R&D にてロボティクスに取り組みました。Charlebois は Qualcomm のオープン ソース ストラテジスト兼エバンジェリストであり、Linux Foundation および Dronecode Project のボード メンバーです。Qualcomm に入社する以前は、バンクーバーの LMI 社でレーザー スキャナを設計していました。また、トロントの CGI 社では、各種の Unix システムを使い、リアルタイム システム コンサルタントを務めていました。Waterloo 大学でシステム設計工学士号を、Simon Fraser 大学で基礎工学の修士号を取得しています。

 

Alan Clark
Alan Clark, Novell

SUSE Linux シニア スタッフのメンバーとして、Linux、業界構想、および新基準に重点的に取り組んでいます。オープン ソースやオープン スタンダードに対する認知や適応を推進するために、openSUSE プロジェクトの議長を務め、複数の業界フォーラム運営委員会、技術委員会、ワーク グループ、およびその他のオープン ソース プロジェクトに参加しています。

ソフトウェア エンジニアとして 20 年以上の経験を持ち、主に OS や分散マルチプラットフォーム サーバー サービスの研究開発に専念してきました。ファイル システム、ディレクトリ サービス、LDAP サービス、オブジェクト データベース、セキュリティ、デベロッパー インタフェース、Web サービス、ネットワーク プロトコルなどを手掛けています。

 

Wim Coekaerts
Wim Coekaerts, Oracle

Oracle のチーフ コーポレート アーキテクトである Edward Screven 氏の下で活躍する Linux Engineering 担当バイス プレジデント。大企業への Linux 導入加速に焦点を絞り、Oracle の堅牢な Linux ストラテジを管理しています。 7 年以上を費やして大規模な開発サポート組織を構築し、包括的な顧客とパートナーの関係を築いて、同社の Linux 展開に貢献しました。また彼のグループは、最初の クラスタ ファイル システムを 2006 年に Linux メインライン カーネルに入れるなど、Linux コミュニティに継続的に貢献しています。

  

江藤圭也, 富士通株式会社

彼は同社のプロプライエタリ OS や Linux の開発と開発管理に関わってきました。富士通の Linux コミュニティ エンジニアを 10 年以上にわたって指揮し、Linux コミュニティに協力しています。彼のチームは Linux カーネルのトップ クラスのコントリビューターであり、継続的にパッチを提出し、企業向け Linux の機能と安定性の向上に寄与しています。また、ディストリビューターやコミュニティとの協力を介し、企業カスタマーをサポートするコア エンジニアリング チームも指揮しています。このチームは、ミッション クリティカルなカスタマーに対し、極めて貴重なサポートを提供しています。

 

Eileen Evans
Eileen Evans, Hewlett-Packard

Hewlett-Packard 社のクラウド コンピューティングおよびオープン ソース担当バイスプレジデント兼副顧問。彼女は、HP 社においてクラウド コンピューティングとオープン ソース関連の法的支援を主導および管理し、オープン ソース関連の法的戦略、およびオープン ソース プログラムの管理も主導しています。また HP の代表として OpenStack Foundation の理事会に参加しているほか、さまざまなクラウド関連のオープン ソース コミュニティに積極的に参加しています。

2010 年に HP に入社する前は、Sun Microsystems (現在は Oracle に統合) の取締役兼副顧問として、さまざまなハードウェアおよびソフトウェア事業部の法務支援を主導および管理していました。また、Sun のオープン ソース関連のリーガル ストラテジストも務め、Java、MySQL、OpenSolaris、OpenOffice、NetBeans など数多くのオープン ソース プロジェクトを主導、管理、および支援していました。Sun と HP におけるオープン ソース関連の実績に加え、米国や欧州のカンファレンスでは、EU や欧州議会メンバーとともにさまざまな知的財産やオープン ソース関連をテーマに講演を行っています。

 

Frank Fanzilli
Frank Fanzilli

経験豊かなソフトウェア技術者で、アーリー ステージおよびレイト ステージのソフトウェア企業のアドバイザー。Credit Suisse First Boston (CSFB) では、グローバル チーフ インフォメーション オフィサーとマネージング ディレクターを務め、主要な金融センターでの運用で技術ビジネスを 20 億ドル部門へと成長させました。

現在 The Linux Foundation のボードメンバーのほかに、カリフォルニア州サニーベールに本社を置くコンテンツ管理ソフトウェア プロバイダー InterWoven Inc. の役員でもあり、同社の戦略委員会会長を務めています。また、データ バックアップ スペース分野で急成長し、2006 年に 株式公開した CommVault inc. の前取締役会長でもあります。

サンフランシスコにある株式非公開の金融デリバティブ ソフトウェア開発会社 Calypso、ソフトウェア テスティングの仮想化におけるアーリー ステージ企業 IT Structures、およびトレーディング システムのパフォーマンスを高めるソフトウェアを開発しているアーリー ステージ企業 Correlix の役員も務めています。過去には、2006 年に EMC に買収された株式非公開のソフトウェア企業 nLayers, Inc. を設立するほか、PeopleSoft (Oracle に買収された) と Avaya (Silverlake/TPG に買収された) のディレクターも経験しています。また、西海岸のさまざまなベンチャーキャピタルのアドバイザーも務めています。ニューヨーク大学でファイナンスの MBA を、フェアフィールド大学でマネージメントの BS を取得しています。 

 

Doug Fisher
Doug Fisher, Intel

Intel のソフトウェア&ソリューション グループ (SSG) のバイス プレジデントであり、SSG のシステム ソフトウェア部門のゼネラル マネージャー。広範な開発に責任を持つ世界的な組織をリードし、プリブート ファームウェア、OS、仮想化、ミドルウェア、ソフトウェア、グラフィック、SoftSDV、およびクライアント/サーバー プロジェクションなどのアーキテクチャ解析と最適化を実現しています。Intel 社における仮想化の「メガ イニシアチブ」オーナーに指名されています。

1995 年に Intel に入社し、最初の数年は、リモート LAN アクセス、VBI データ配信、および “Internet in a box” などの新プロジェクトの開発調査を管理し、その後 Intel のエンタープライズプラットフォームグループに異動して 3 年間サーバー管理ソフトウェアの開発組織を率いました。1999 年、Intel Online Services のヨーロッパ向けエンジニアリング ディレクターとして英国へ移り、国際的なエンジニアリング組織を設立、2000 年、Intel Online Services のワールドワイド エンジニアリング ディレクターに就任しました。

Intel に入社する前は、Hewlett-Packard に 10 年間勤務していました。リアルタイム OS のソフトウェア技術者としてキャリアをスタートさせ、最終的には OpenView Network Node Manager 製品ラインのマーケティング マネージャーを務めました。オレゴン州立大学で電気工学の学士号を、スタンフォード大学でマネージメントの修士号を取得しています。

 

Bdale Garbee

Bdale Garbee, 一般選出ボード

1979 年にフリー ソフトウェアの開発を開始。以来、ずっと Debian ディストリビューションにかかわっており、HP でオープンソフトウェアと Linux に関するチーフテクノロジストを務めています。2008 年には FniLL から "FLOSS personality of the year (その年の FLOSS を代表する人物)" として "Lutèce d'Or" を受賞しています。また、ロケット ホビーにおける最高レベルの「レベル 3」高性能ロケットリー認定を取得していますが、他のすべての趣味はオープン ソース プロジェクトに変わりつつあるようです。

 

Hisashi Hashimoto

橋本 尚, 株式会社日立製作所

橋本氏は日立製作所に入社以来、UNIX ベースの商用オペレーティング システムの開発および管理に取り組んできました。担当分野はワークステーションとメインフレームです。また、他の UNIX ベンダーとの共同開発管理にも豊富な経験があります。現在はオープン ソース ソフトウェア技術センターと協力し、他ベンダーや OSS コミュニティとの協業 (OSS 推進フォーラムとの連携など) を担当しています。

 

Matt Jones, Jaguar Land Rover

Linux / オープン ソース コミュニティ、特に Automotive Grade Linux、Tizen プロジェクト (IVIO ブランチ)、および GENIVI と積極的に連携して活動しています。Jaguar Land Rover における最新世代の Linux ベース インフォテインメント システムの仕様と役割の責任者を務めていました。英国には大規模チームを、そしてオレゴン州ポートランドには新しいチームと施設 (自動車向けのオープン ソフトウェアに取り組む) を有し、車載インフォテインメント エコシステムとも密接に連携して、この重要な時期に自動車に対する Linux の認知度と持続性を高めていきたいと考えています。
 

Grant Likely

Grant Likely, テクニカル アドバイザリ ボード メンバー

Grant Likely  は Linux カーネル開発者であり、Linux カーネルのデバイス ツリー サブシステムのメンテナーです。Linux 開発に最初に関わったのは 2004 年で、組込みシステムに取り組んでいた時でした。Linux は彼のプラットフォームをサポートしていなかったため、Linux を起動して修正コードを投稿すると、それがメインラインにマージされました。その後は Linux の現状改善に精力的に関わり続け、さまざまな組込みシステムに携わりました。現在は Linux Foundation のテクニカル アドバイザリ ボードの議長であり、Linaro のフェローです。

 

  

Young Yoon Kim, Samsung Electronics (サムスン電子株式会社)

Samsung Electronics SW R&D Center のバイス プレジデント。20 年以上にわたり、サムスン製品のさまざまなソフトウェア開発プロジェクトを率いてきました。SW R&D Center に参加する前は、Samsung R&D Institute Ukraine の創設者兼社長を務めており、2007 年から 2013 年のサムスン製品に使用された最先端ソフトウェア技術を開発していました。Linux との関わりについては、Consumer Electronics Linux Forum (CELF: 現在の Linux Foundation CEWG)、uCLinux for DVC 製品 (2005 年の CELF Linux 製品)、Linux ベースの データ放送用 DTV/STB、Linux ベースのインターネット接続冷蔵庫、2007 年の IP テレビなど、豊富な経験があります。また、1996 年の DVD MtFuji Forum、2000 年の DVD Forum WG3 (ファイルシステム)、BD Forum TEG5 WG (ファイルシステム) および OSTA UDF WG (ファイルシステム) など、国際標準化に関する経験も豊富です。特に、2003 年から 2005 年は OSTA MPV CE WG (メタデータ) の議長を務めました。彼は延世大学校で電気工学の B.S. を取得しています。

 

Tsugikazu Shibata

柴田 次一, 日本電気株式会社

日本電気株式会社のシニアマネージャー。メインフレームやスーパー コンピューターに搭載されるプロプライエタリ OS の開発&運用に豊富な経験と実績があります。現在 NEC のオープンソース ソフトウェア プロモーション センターに所属し、ベンダーやオープンソース コミュニティとの共同作業を行っています。Linux Foundation の Japan Linux Symposium (LinuxCon Japan) では重要な役割を果たしています。

 

Jim Wasko
Jim Wasko, IBM

Jim Wasko は IBM のオープン システム開発担当バイス プレジデントであり、同社の全システムおよびストレージを対象とする IBM Linux 開発チームの責任者であると同時に、IBM におけるさまざまな他のオープン ソースや非オープン ソースのソフトウェア開発活動の責任者でもあります。

彼が Linux と初めて関わったのは 2000 年で、エンタープライズレベルの Linux サポートを行うチームを主導した時でした。これは IBM にとっても大きな転機でした。彼は 2003 年から 2007 年に Linux Technology Center (LTC) の Linux オペレーティング システム開発においてさまざまなリーダーシップの役割を経験しました。Linux がクラウド コンピューティングの基盤になると、次の 3 年間を IBM の Systems and Technology Group のクラウドコンピューティング開発担当プログラム ディレクターとして過ごし、IBM のパブリック クラウド/プライベート クラウド サービスの開発を支援しました。その後 2010 年に ディレクターとして LTC のリーダーに復帰しました。2012 年には LTC のミッションが拡張され、OpenStack のアップストリーム オープン ソース開発も行うようになりました。2014 年になると彼はさらに z Systems や集中型 Power Systems も担当するようになり、オープン システム開発担当バイス プレジデントの役職に昇格しました。

 

Jim Zemlin

Jim Zemlin
エグゼクティブ ディレクター

Zemlin は、ここ 10 年あまりの三大技術トレンドであるモバイル コンピューティング、クラウド コンピューティング、およびオープン ソース ソフトウェアの分野でキャリアを重ねています。現在は The Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクターとしてこの経験を生かし、オープン ソースや Linux を使用した技術革新の加速に取り組んでいます。

彼は The Linux Foundation において、IBM、Intel、Google、Samsung、Qualcomm をはじめとする世界的な技術企業と協力し、サーバー、クラウド、および各種の新モバイル コンピューター機器の次世代コンピューター機能の定義を推進しています。ベンダー中立な The Linux Foundation のディレクターである彼は、独特の集約的な観点から世界の技術産業を見ることができます。 Zemlin は、技術業界の経済変革に関する見識が評価されています。

彼の執筆は、Businessweek や Wired をはじめとする著名技術ジャーナルに掲載されており、業界のさまざまなイベントにおける常連の基調講演者です。Splashtop をはじめとする企業への起業アドバイスも数多く行っており、Global Economic Symposium、Open Source For America、および Chinese Open Source Promotion Union の役員も務めています。Zemllin の見識については、彼のブログをご覧ください。