Driver Backportワークグループは、旧版カーネルのLinuxディストリビューションに対し、ディストリビューションに左右されずに、最新のアップストリームドライバのバックポートを作成、配布、保守、サポートする手段を作成します。ワークグループの目標は、Linuxが稼働するあらゆるシステム上で、これが市場に出た日から、Linuxディストリビューションを簡単に実行できるようにすることです。
動機
LinuxユーザーのほとんどがゼロからLinuxを使うのではなく、ディストリビューションを利用しています。Linuxディストリビューションがハードウェアより古い版だった場合、ユーザーは「ディストリビューションを実行させるための新しいドライバ」を備えた、簡単に使えるアップデート媒体を見つけたいと考えます。またユーザーは、ディストリビューションの次期リリースへのアップデートは言うまでもなく、いかなるアップデート後も、システムが稼働し続けることを期待しています。
このため、Linuxユーザーを満足させ続けるために、ディストリビューターはシステムおよびコンポーネントベンダーと協力して、ありとあらゆるカーネルとドライバのアップデートをテストします。これまでカーネルとドライバが合わせて配布されていたとき、ディストリビューションにない新しいドライバを必要とするシステムには3つの選択肢がありました。
- ディストリビューターに費用を支払い、必要となるドライバに依存するすべての旧システムを再テストし、ディストリビューションカーネルにおけるドライバをアップデートする。
- ディストリビューションの次期リリース(サービスパック、新規リリース)を待つ。
- ディストリビューたーのサポートを受けずに、何らかの方法で自身のドライバを開発する。そしてカーネルもしくはディストリビューションのアップデート後も動くことを祈る。
基本的に「1つのカーネルはすべてのために」というディストリビューションモデルにおいて、再テストするための手間が、ディストリビューションでLinuxを幅広くサポートできない主な原因となっていました。
ワークグループのリソース
- 憲章
- メーリングリスト
- フリーノード:#driverbackports
- 活動課題
進行中の作業
- [[KMP/KMOD マクロ標準化]
- [[Jockeyプロトコル設計スペック]]
- [[ドライバのライフサイクル草案文書]]



