第4回(07年 3月13日)
第4回 The Linux Foundation Japan Symposium 開催概要
日 時 2007年 3月 13日(火曜日)10時30分 ~ 17 時00分(10 時 00 分受付開始)
場 所 日本青年館(千駄ヶ谷)国際ホール http://www.nippon-seinenkan.or.jp/hotel/index.htm 東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号 日本青年館ホテル3階 TEL: 03-3401-0101
定 員 160名
対 象 Linux に関心があるソフトウェア開発者、 オープンソースのソフトウェア開発に貢献したい開発者
[テーマと講演者、資料へのリンク]
1. カーネル開発における立場と方向性 - Andrew Morton(Google)
このプレゼンテーションではパブリック・カーネルにおける現状と、近未来の方向性を取り上げ、ストレージ管理、メモリ管理、メモリホットプラグ、RAS機能といったエンタープライズ機能に重点を置いて話を行いました。
2. Linuxと高性能コンピューティング - Christoph Lameter(SGI)
Linuxは高性能コンピューティング環境で使用できるように改良されてきたので、Linux Kernelは現在では、何千ものプロセッサや大きなストレージ、またテラバイトクラス(まもなくペタバイトクラス)のシステムで動くことができます。 このセッションではリナックスがそれらを拡張するためにどう発展したかに関する概要を解説。 内容としては、メモリ管理の変更、時間サブシステム、スケジューラ、誤りの扱い、およびVMのデータ分析などをカバーしました。
3. ext3/4の開発動向 - Takashi Sato(NEC)
この講演では、現在広く使われているファイルシステムである ext3 について実施した最大ファイルシステムサイズと最大ファイルサイズの拡大の動きについて解説。 また、次世代のファイルシステムである ext4 について、現在我々が関わっているフラグメント解消機能の開発に関する活動とその過程について説明します。その中で 2007年2月に米国 サンノゼで開催された、Storage & FileSystem Workshop での議論についてもいくつか紹介しました。
4. パネルディスカッション (Andrew Morton, Randy Dunlap(Oracle), 柴田次一(NEC))
Randy Runlap氏はOracleに勤務していますが、The Linux FoundationのTechnical Advisory Board(TAB)のメンバーでもあります。また、kernel janitorsのメンテナーとしても活躍しています。
Linuxカーネル開発を始めるに当たっては、様々な種類の問題がたくさんあり、驚かされる場合があります。 このパネルでは、Linuxカーネルの新しい開発者がカーネルパッチを作るときに、メールで言ってよいこと悪いことや質問の仕方答え方、コードレビュー、ネチケット、コードスタイルなどの参考になる話をして参加者の参考となる議論をしたいと思います。 さらにカーネル開発に貢献する方法、バグレポートする方法、デバッグツール、自動化テスト、静的チェック、いくつかのお勧めなやり方を簡潔にカバーします。
以上はパネルディスカッションの概要ですが詳細なパネルディスカッションのレポートはここにありますのでご参照ください。
5. Technology Forcst & Closing - Tom Hanrahan(The Linux Foundation)
The Linux FoundationのTechnical Advisory Board(TAB)で取り上げられているTechnology Forcastについて説明しました。



