第5回(07年 7月10日)
第5回 The Linux Foundation Japan Symposium 開催概要
日 時 2007年 7月 10日(火曜日) 9時30分 ~ 17 時00分 場 所 KDDIホール(大手町) 定 員 150名 (参加者 118名) 対 象 Linux に関心があるソフトウェア開発者、 オープンソースのソフトウェア開発に貢献したい開発者
[テーマと講演者、資料へのリンク]
プログラム内容、講演者
1. Linux Kernel Weather Forecast - Jonathan Corbet(LWN.net)
この講演ではLinuxカーネルの現在の状況について幅広く紹介します。近い将来に、メインラインに統合されると予想される、あるいは主要ディストリビューションに採用されると考えられる機能追加について、Linux開発コミュニティの取り組み状況を解説します。
2. Resource Control and Isolation: Adding Generic Process Containers to the Linux Kernel - Paul Menage(Google)
この講演では、コンテナーフレームワークにおけるリソース管理とアイソレーションについての最新動向を紹介します。プロセスグループ単位のリソース管理やアイソレーションについてはLinuxコミュニティで、微妙に異なる、様々な取り組みがなされてきました。コンテナーフレームワークは、いろいろな資源コントローラやプロセス関連のサブシステムに必要とされる、汎用的なプロセスグループ化の機能を提供しようとするものであり、これによって、リソース管理実現にあたって、それらサブシステムへの影響を減らすことができ、さらに、より大きな視点でリソース管理の展望が拓けます。
3. Linux Fault Injection - 美田晃伸(株式会社フィックスターズ)
v2.6.20 から取り入れられた Linux fault injection の紹介をします。 開発の経緯・使いかた・これを使って見つけたバグについて話を行います。
4. TLF Collaboration Summit報告 - 工内 隆(The Linux Foundation Japan)
6月13日~15日、Mountain ViewのGoogleキャンパスにて開催された、新TLFのイベントCollaboration Summitについて報告します。特に、日本から要請で議題に加えられた、カーネルメッセージ、テスト活動の状況に触れて説明。
5. LSB and CGL - Status of TLF's 2 key technical efforts - Dan Kohn(The Linux Foundation)
Linux Standard Base(LSB)は、アプリケーションとLinux OSの間の相互関係を定義しています。この講演の中で、TLFが開発中の、アプリケーション開発者とLinuxディストリビューションの双方に有用なテストフレームワークについて説明し、その利用促進を呼びかけます。また、Carrier Grade Linux(CGL)については、その活動の再定義、CGL5.0が目差すLinux上流コミュニティとの緊密な関係を生かした開発発動について説明。
6. パネルディスカッション (Jonathan Corbet、柴田次一)
Linux開発コミュニティに様子、および、6月末に開催された、Ottawa Linux Symposium(OLS)の様子についてお話しました。パネルディスカッションの概要はここに掲載しています。



