The Linux FoundationがLinux.comサイトをリニューアル、究極のLinuxグル発掘など機能を追加

Linux.comの詳細
コミュニティによる、コミュニティのための仕組み。Linuxのユーザーと開発者を結びつけ、そして、究極のLinuxグル*を発掘

5月13日、サンフランシスコにて、The Linux Foundation(LF)は、Linux.comのサービス開始を発表しました。3月に、LFが本サイトをサポートすることを発表した際、同時に、Linuxコミュニティに本サイトの有効な活用方法について良い入力を募る旨を告知しておりました。本日、それらの入力の結果を明らかにします。本サイトは、Linuxに関する全てが備わった、新たなポータルとなります。

新Linux.comは、Linuxのユーザーと開発者を結びつけ、参加者のスキルをグル一覧で示して、また、個々の参加者に協調の機会を提供します。新サイトは、単なる静的な情報サイトではなく、Linuxコミュニティを活性化し、彼らの知識の共有を促進し、質問に回答し、最適なソフトのダウンロードを可能とし、さらに、ハードに関わる問題を解決するようなものになります。

訪問者は本日より参加登録することができ、コミュニティに対する貢献を開始し、グル評価点を獲得できます。その他のコミュニティ機能としては、本サイトにblogサービスを持つこと、製品ディレクトリに記載された製品の評価を行うこと、Linuxユーザーや開発者向けにHow to資料なチュートリアル記事を提供すること、などです。

本サイトのいろいろな活動への参加を通じて、本サイトの参加者は、Linuxグルポイントを貯めることができます。それぞれの活動には異なるポイントが定められており、蓄積されたポイントに従って、参加者を究極のグルと認定します。年間の上位50名のLinuxグルは、LFの年次報告に記載され、彼らの知識の広さを示すことで就職やコンサルタントとして活動する機会を広げます。上位5人の方には、LF Collaboration Summitに招待し、また、Linux.comの年次計画策定会議にコミュニティの代表として参加できます。各年、最上位のグル「究極のLinuxグル」の称号を与え、LinuxノートPCを授与します。グルポイントの詳細を本サイトでご参照下さい。

LFのエグゼクティブディレクターJim Zemlinは次のように述べています。「ソースコードとネットワークによる参加は、いわば、新しい履歴書とでも言うべきものです。私たちは、Linux.comが、Linuxの専門家達に良い仕組みを提供し、彼らの能力、知識、技術を示す場を作り、彼らのキャリアの向上に繋がればいいと思っています。また、Linuxユーザーの皆様方は、Linuxプラットフォームの改善に情熱を持っています。Linux.comは、コミュニティの情報源であり、より多くの情報が共有されれば、そこに参加する方々により多くの利益が出てきます。Linux.comに積極的に参加すれば、Linuxプラットフォームは、ますます使い易くなり、ますます強固になります。」

Linux.comは、Linuxコミュニティの活動プロセスと同様、協調作業のための仕組みを提供し、ユーザーと開発者を結びつけ、Linuxに関する知識と情報の総量を増やし、新参・古参、両方のLinuxユーザーに役立ちます。本サイトは、サーバー、デスクトップ、モバイル、組み込みシステムの全てをカバーした情報を提供します。

Linux.comには次のようなページがあります;

ニュース:このセクションには、本サイト独自のニュースや分析レポートを掲載します。FOSSBazaarやMoblinZoneのような、LFのワークグループの情報もあります。
コミュニティ:このセクションを活用して、参加者がLinuxやオープンソース関連のグループを立ち上げたり、活動を展開したりすることができます。他のメンバーとの連携を手助けしたり、イベント、ミーティング、あるいは、活動の紹介を行ったりすることができます。Linuxユーザーに教育やLinuxコミュニティへの直接参加の機会を提供するのに有用です。

Linuxディストリビューション:いわゆるコミュニティディストリビューションに関する独自コンテンツです。Debian、Fedora、openSUSE、あるいは、Ubuntuのコミュニティの代表者の貢献によります。各コミュニティの代表的な貢献者、Jono Bacon、Joe Brockmeier、Paul Frields、Martin Kraft、Kersten Wadeなど、そうそうたるメンバーが参加し、Linuxユーザーがこれらディストリビューションを理解し、利用するのを手助けします。

教育:Linux関連資料、たとえば、Manページ、Linux Documentation ProjectのHow To資料、等々を収容する書庫。参加者は、質問とその回答を投稿することもできます。

ディレクトリ:Linux上のアプリケーション、Linuxで利用できるハード、Linux関連書籍、Linux関連サービスなどに関する、参加者の評価を含んだ製品ディレクトリ。ソフトのダウンロードもできます。

Linux.comのスポンサーは、Intel、NetApp、Novell、および、Red Hatの各社です。

*グル:技術レベルの高いコンピュータの専門家などに対して使われる。先進技術コミュニティの中心的な人物。もともとはヒンドゥー教で「指導者」「教師」「尊敬すべき人物」などを意味する単語。