HP がプリンターと PC に Linux を採用: Windows の時代は終わった
私は今朝、HP のプレス カンファレンスに出席しました。そして、あのテクノロジ リーダーが彼らのモバイル戦略の詳細を明らかにし、Linux がまた脚光を浴びることになりました。HP は、2 つの新しい WebOS フォンと同時に、iPad のライバルとなるべき印象的な新タブレットを発表しました。Apple を過小評価しようというわけではありませんが、それは私にとって、あまり興味深いものではありませんでした。
このイベントで最も興味深かったできごとは、イベントの終わり近くにやってきました。HP が、スマートフォンやタブレットやプリンターだけでなく、PC にまで WebOS を搭載して出荷する予定だと発表したのです。これはつまり、この世界最大の PC サプライヤーが、Windows を搭載しない PC を出荷する、ということを意味しています。Microsoft (このイベントにはいませんでした) にとっては、明らかに痛手です。おそらく今年は、間違いなく Linux デスクトップの年になります。
このところ注意を怠っていた投資家や開発者にとって、これは警告です。昨今、Linux を使用していない機器は、極めてまれになりました。Linux は、あらゆる形のコンピューティングの、ほとんどの分野で基礎を支えています。
HP は、「消費者が高性能な機器を求め、超高速で技術革新が起こっている時は、逆らうことはできない」ということを理解している大企業の 1 つです。HP は Microsoft とのしがらみで、今日発表したこれらのデバイスを製造することができなかった、あるいは着手したとしても、早期に市場に出すことができなかったのです。Linux と (典型的な Linux プラットフォームを形成する) その数々のプロジェクトが提供するテクノロジを全く使わずして、今日の WebOS は存在しなかったでしょう。このような Linux モバイルへの取り組みのすべてが、他のソリューションの成功にもつながります。
Linux を使った場合のアナリスト予測では、タブレットは 2012 年までに 300 億米ドル市場になり、HP は、次世代モバイル機器の動作基盤として、Linux をさらに検証しています。企業が Linux を選んでいるのは、Linux がほかのどの OS よりも多くのアーキテクチャとデバイスをサポートし、自由に使え、カスタムブランド化できるからです。市場に出ている他の OS に、このようなものはありません。
Linux と WebOS で次世代デバイスを構築するという HP の英断は、HP にとっても、Linux ベース OS や Linux プラットフォームにとっても朗報です。Linux を使う企業が増えるにつれ、Linux プラットフォームはますます強化されます。HP や他のコミュニティ関係者らの協力のもと、今後の Linux や WebOS のイノベーションが実現することでしょう。



