守秘義務契約プログラム
Linux Foundation (以下「LF」) 守秘義務契約プログラム (NDA Program) の目的は、(i) 非公開独自仕様書により定義されたインターフェースに依存したプロジェクトに取り組むオープンソース コミュニティの開発者 (以下「開発者」) と、(ii) 非公開独自仕様書に基づくオープンソース稼働製品の開発を望むサード パーティ企業 (以下「サードパーティ企業」) との間で、非公開独自仕様書を共有できるよう手助けすることです。通常 LF は状況に応じて、以下に挙げる 2 つのうちどちらかの方法を用いて開発者が仕様書を利用できるようにします。
直接契約モデル
このモデルでは、オープンソース開発者とサードパーティ企業が、直接守秘義務契約を結べるよう LF が手助けをします。LF は以下の手順で支援を行ないます。
1. サードパーティ企業の代表者とコミュニティ開発者の電話会議を設定します。
2. 開発者に代わって守秘義務契約書を検討します。
3. オープンソースの開発プロセスに沿うよう、守秘義務契約書の変更を交渉します。
守秘義務契約が結ばれ、仕様書が引き渡された後は、仕様書、共有情報および共有資料の受領、利用、返却の管理はサードパーティ企業と開発者の責任において行なわれます。
間接契約モデル
このモデルでは、LF 自身がサードパーティ企業と NDA Program Confidential Disclosure Agreement for Contributers (提供者用秘密開示契約) を直接結び、必要なサードパーティ企業の仕様書を LF が利用できるよう交渉します。さらに LF は開発者と NDA Program Confidential Disclosure Agreement for Developers (開発者用秘密開示契約) を直接結び、守秘義務契約においてサードパーティ企業、LF、開発者が相互に同意した条件に基づいて、開発者が仕様書を利用できるようにします。LF は以下の手順で支援を行ないます。
1. 守秘義務契約をオープンソースの開発プロセスと一致させます。
2. 仕様書の受領予定者(例えば開発者)を明確にします。
3. 守秘義務契約においてサードパーティ企業、LF、開発者が相互に同意した条件に基づいて、開発者が仕様書を利用できるようにします。契約は、いかなるサービスに対しても開発者を雇用するまたは支払いをするための契約ではありません。
このモデルでは通常、開発者の協力と援助を得て、LF が共有する仕様書の受領、利用、返却の管理を行ないます。
Linux Foundation NDA Program の利用方法
サードパーティ企業または開発者が、守秘義務契約の締結および仕様書の引き渡し、受け取りに関する支援を希望する場合は、info (at) linux-foundation dot org あてにご連絡ください。以下の情報も合わせてご連絡ください。
1. 仕様書を所有する企業または団体名称
2. 仕様書所有企業の担当者名 (申込者が把握している場合)
3. 仕様書の利用を必要とするコミュニティ開発者の氏名
4. 仕様書の名称
5. コミュニティ開発者がその仕様書を必要とする理由を簡単に説明してください。
サードパーティ企業と開発者にはさらに詳しい情報を伺います。LF は申し込み内容を検討し、Technical Advisory Board (TAB) と協議の上、最終決定を下します。すべての決定は最終的なものであり、LF の裁量により決定される場合があります。



