Linux オペレーティング システムと Git ソース コード管理システムの創始者である Linus Torvalds は、TED2016 カンファレンス (2 月 15~19 日、バンクーバー) で “Code Power” セッションを開催し、TED キュレーターの Curator Chris Anderson のインタビューに答えました。

このトークでは、不愛想なことで知られる Torvalds がこう言っています。「私は決して人付き合いの良い人間ではありません。本当に人が好きというわけではありませんが、私のプロジェクトに関わってくれる人は大好きです。」 

そして、「コードは動くか動かないかのどちらかだ」という彼の考えを語っています。彼は知っています。現在の Linux カーネルは、史上最大の共同開発プロジェクトの 1 つであり、2000 万行を超えるコードと 12,000 人以上の貢献者によって成り立っています。また、カーネルに対して毎日平均 185 件 (毎週約 1,300 件) の修正コードが承認され、最終的に Torvalds がそのコードの承認を決定しています。

この TED のトークで Torvalds は、自分が時々「ひとの感情にド近眼になることがある」ことを認めています。ただし「オープンソースが素晴らしいのは、いろいろな人たちが一緒に働くことができるからだ」と言っています。

Torvalds は 2004 年の TIME 誌で「世界で最も影響力のある人々」の 1 人に選ばれました。そのプロフィールで Laurence Lessig は「GNU/Linux を実現したオープンな共同開発モデルがソフトウェア開発のあり方を完全に塗り替えたことは疑いようがない」と書いています。

とはいえ、謙虚な Torvalds は自分に洞察力があるとは思ってもいません。彼は言います。「私はエンジニアです。星を見上げて歩き回る人々を見るのは悪くありませんが、私は地面を見て、自分が穴に落ちる前にそれを直したいと思います。」

TED.com のビデオはこちら 

 

Go to top