Bitcoin Goes CorporateThe Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクター Jim Zemlin が語るニューズウィーク誌の記事によれば、「バックオフィスのファイナンシャル サービスは、かつてのようにセクシーになった」とのことです。

「バックオフィス」と「セクシー」が同じセンテンスの中で使われることはあまりないでしょう。しかし、企業が証券や証書を移動させる方法や、デジタル著作権を管理する方法にまで変革が起きそうなのです。それは、最終的に不動産取り引きにおいて文書業務のバイブルが不要になった変化に相当します。これは、デジタル通貨ビットコインの技術的副産物であるブロックチェーンのおかげです。
 

The Linux Foundation は、注目の集まる blockchain 技術を進化させようとする新たな協業活動を主導しています。このプロジェクトでは、大企業の業務に適用できるレベルのオープン ソース分散台帳のフレームワークを開発します。各企業の開発者の負荷は軽減され、ビジネス トランザクションのサポートに向けて、各企業固有の堅牢なアプリケーション、プラットフォーム、およびハードウェア システムの開発に集中できるようになります。

このプロジェクトに対しては、Accenture、ANZ Bank、Cisco、CLS、Credits、Deutsche Börse、Digital Asset Holdings、DTCC、富士通、IC3、IBM、Intel、J.P.Morgan、ロンドン証券取引所グループ、三菱UFJファイナンシャル・グループ、R3、State Street、SWIFT、VM ware、Wells Fargo などから活動への賛同を得ています。

このプロジェクトの創設メンバーの多くは、すでに業務用に blockchain を応用する方法を研究・開発する活動にかなりの投資をしています。IBM は、数万行に上る既存のコードとそれに対応する知的財産を、このオープン ソース コミュニティに寄贈貢献しようとしています。Digital Asset は、Hyperledger の商標を寄贈貢献し、これがプロジェクトの名前になるとともに、大企業の業務に適用できるレベルのコードや開発者グループを示す商標として使われます。R3 は、世界中の銀行や金融機関の要件に適合した設計の金融トランザクションの新基本フレームワークを寄贈貢献します。これらの技術貢献は、その他のさまざまな企業の貢献とともに、構成メンバーや技術運営委員会によって今後数週間で詳細にレビューされます。

Hyperledger Projectblockchain は、トランザクションを記録し検証するためのデジタル技術です。分散台帳は、半永久的な記録を残す安全なツールで、集中的な制御ポイントがなくても、費用対効果の優れたビジネス ネットワークを容易に構築できるようにします。分散台帳があれば、価値を有するどんな財貨でも、追跡可能な記録を残しながら取引することができます。この新技術の応用は、企業に大きな将来の見込みをもたらしています。たとえば、証券決済に数日を要していたものが、数分でできるようになります。また、企業が商品の流れとそれに関連した支払いを制御したり、製造業者が OEM 元と製作記録を共有して、規制当局が製品リコールの範囲を絞り込んだりできます。

 

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