Kubestronautプログラムの拡大、クラウドネイティブ人材育成におけるアジアの重要性を浮き彫りに

本プレスリリースは CNCF Kubestronaut Program Momentum Highlights Asia’s Role in Growing Cloud Native Talent の参考訳です
Kubestronautの世界的な広がりを祝し、中国と日本で記念イベントを開催

2025年6月10日 中国 香港発 — クラウドネイティブソフトウェアの持続可能なエコシステムを構築するCloud Native Computing Foundation® (CNCF®) は本日、KubestronautおよびGolden Kubestronautプログラムがアジアにおいて継続的に拡大していることを発表しました。

CNCFメンバーであるPortworxが発行した「The Voice of Kubernetes Experts Report 2024」によると、今後5年以内に80％の組織が新規アプリケーションの大半をクラウドネイティブプラットフォーム上で構築することを計画しています。しかし、75％の組織が依然としてスキルを持つ人材の不足によりKubernetes導入の課題を抱えており、認定資格の重要性が強調されています。Kubestronautプログラムは、CNCF認定資格でスキルを証明した個人を称えることで、このニーズに応えています。

CNCFのCTOであるChris Aniszczyk氏は、次のように述べています。
「Kubestronautプログラムは、クラウドネイティブ分野で学び続けるエンジニアたちの情熱とコミットメントを称えるものです。特にアジアでは、開発者が認定取得をきっかけに、クラウドネイティブ エコシステムでのリーダー的役割や、より深い関与を果たすケースが増えています。」

CNCFは、2024年11月のプログラム開始以来、世界100カ国以上で約1800人のKubestronautを認定してきました。アジアからは280人が認定されており、そのうち中国で29人、日本で63人認定されました。その他にも、インドネシア、シンガポール、ベトナム、韓国、タイ、バングラデシュなどの国々からもKubestronautが誕生しています。

新しく認定されたKubestronautを称える記念イベントは、KubeCon + CloudNativeCon ChinaではアンバサダーとKubestronaut向けのプライベート朝食会として、KubeCon + CloudNativeCon Japanでは6月15日に併催されるJapan Community Dayで開催される予定です。参加者には、その努力と貢献を称えた公式ジャケットが贈られます。

CNCFのクラウドネイティブ トレーニング＆認定部門のリードであるChristophe Sauthier氏は述べています。
「アジアのコミュニティから感じる熱気は本当に素晴らしいです。この地域の開発者たちがキャリアを加速させ、より広範なクラウドネイティブのムーブメントに貢献するために、認定資格を積極的に活用している姿を、私たちは現場で目の当たりにしています。」

Golden Kubestronautは、CNCFが提供する全13種の認定に加え、Linux Foundation認定システム管理者 (LFCS/LFCS-JP) 資格の取得により、さらに高度な学習を達成しています。4月の開始以来、本プログラムはアジア地域で着実に成長を続けています。世界に54人いるGolden Kubestronautのうち、約30％がアジア出身であり、中国、日本、インドネシア、シンガポール、ベトナム、タイ、マレーシア、韓国、バングラデシュなど、多様な国々からの参加者が認定されています。Golden Kubestronautは、記念バックパックやビーニーなどのブランドロゴ入りグッズ、継続的な専門能力開発を支援するThriveOneサブスクリプション、CNCF認定試験の継続的な割引特典も提供されます。さらに、希望するKubernetes Community Days (KCD) への年1回の無料参加チケット、KubeCon + CloudNativeCon参加登録料の生涯50％割引、そしてKubestronaut公式ウェブサイトへの特別掲載などの特典が受けられます。

KubestronautおよびGolden Kubestronautプログラムは、個人の功績を称えることにとどまらず、CNCFの認定制度全体を強化し、クラウドネイティブ業界の継続的な成長を支えています。プロフェッショナルに対し、CNCF認定を幅広く取得することを促すこれらの取り組みにより、認定人材プールを拡大し、CNCFのトレーニングやイベントへの参加が活性化され、クラウドネイティブ教育の業界標準としてのCNCFの地位をさらに確立します。

Kubestronautプログラムの詳細と認定者リストについては、cncf.io/training/kubestronautをご覧ください。

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クラウドネイティブ コンピューティングは、組織がパブリック/プライベート/ハイブリッド クラウドで、オープンソース ソフトウェア スタックを使用してスケーラブルなアプリケーションを構築および実行できるようにします。Cloud Native Computing Foundation (CNCF) は、Kubernetes、Prometheus、Envoyなどのグローバルな技術インフラストラクチャの重要なコンポーネントをホストしています。CNCFは、業界トップの開発者、エンドユーザー、ベンダーを結集し、世界最大のオープン ソース デベロッパー カンファレンスを主催しています。世界最大級のクラウドコンピューティング企業やソフトウェア企業、200社以上の革新的なスタートアップを含む800以上のメンバーによってサポートされており、非営利団体であるLinux Foundationの一部です。詳細については、www.cncf.ioをご覧ください。

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