本ブログは、Open Mainframe in Japan の参考訳です。
メインフレームは旧式で時代遅れのテクノロジーと思われがちですが、その実力は何度も証明されています。メインフレームのスピード、パワー、セキュリティは、多くの業界、特にデータ中心のグローバルビジネスに欠かせないものとなっています。
これは特にアメリカのビジネスに限らず、他の地域のビジネスにも言えることです。今回の記事では、日本のメインフレームに焦点を当てます。
コンピュータ歴史博物館によると、最初のメインフレーム コンピュータの1つは初期のトランジスタ化されたコンピュータである NECのNEAC (Nippon Electric Automatic Computer) 2203で、固定小数点と浮動小数点、ローマ字と日本語文字が使われていました。1960年に近畿日本鉄道による日本初のオンライン リアルタイム座席予約システム管理で使用されました。
IBMの完全子会社であるIBM Japanは、他の海外子会社と同じく、当初日本市場の多数派を占めていました。しかし、日本企業も驚異的なスピードで発展し、国際市場に参入しました。1980年代末の国内市場をリードするコンピュータメーカーは、メインフレームでは富士通、日本IBM、日立製作所、NEC、ユニシスでした。
それ以来、メインフレームは、テクノロジーの進化に伴い、常に変化し続けるITランドスケープの重要な要素として進化を続けてきました。Open Mainframe Projectは、メインフレーム コミュニティ全体が協力して共通のツールセット / リソースを開発することを可能にするオープンソース イニシアチブとして2015年に発足しました。今日Open Mainframe Projectは、COBOL Working GroupやZowe Conformance Programを含む16のオープンソースプロジェクトを擁するアンブレラプロジェクトになっています。
プロジェクトのプラチナ メンバーであるBroadcom、IBM、Rocket Software、SUSE、シルバー メンバーであるCanonical、HCL Technologies、Micro Focus、Phoenix Software、Red Hat、Vicom Infinityなど、オープンソース コミュニティに参加し、共同でメインフレーム関連技術を推進しています。
Open Mainframe ProjectはLinux Foundation日本オフィスと協力し、3月3日 (水) 午前10:00〜12:00 (日本時間) Meetupを開催します。バーチャル形式で参加は無料です。参加ご希望の方はこちらからお申し込みください : https://zoom.platform.linuxfoundation.org/webinar/register?project=open-mainframe-project&id=2hkEu0G%2BHyqKNAuxHsfq8honeMnu2f6GRaMzCSW8LCrQ5arPFKXlRg%3D%3D&logo=openmainframeproject-color.svg&zoomID=98962937028
イベント プログラムと講演者は以下の通りです。
- 「メインフレームで動くオープンソース」Linux Foundation、Open Mainframe Project ディレクター John Mertic氏
- 「Zowe」Broadcom、Zowe TSC チェア Jakub Balhar氏
- 「IBM ZとLinuxONE上で動くLinuxとオープンソース」SUSE、Feilong TSC 共同チェア Mike Friesenegger氏
- 「COBOL」IBM、COBOL Programming Course TSCチェア Sudharsana Srinivasan氏、COBOL Check TSCチェア Dave Nicolette氏、イースト・キャロライナ大学 COBOLワーキンググループ 共同チェア Cameron Seay氏
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