約半年ごとにベロシティ アップデートを提供するという私たちの目標に沿って、以下に2022年のオープンソース プロジェクトのベロシティを示すチャートを示します。これらのチャートから得られる洞察のおかげで、開発者とエンドユーザーの間で反響を呼んでいるトレンドとテクノロジーを追跡することができます。
これらのチャートから得られたおもなポイントは次のとおりです。
- Kubernetesは成熟し続け、最大の貢献者を抱えている。
- OpenTelemetryは貢献者の数を増やし続け、CNCFエコシステムの中で2番目に高速なプロジェクトとなっている。
- 1年前のBackstageはかろうじてこのリストに載ったが、クラウドネイティブの開発者体験に関する重要なペインポイントを解決しながら、成長を続けている。Backstageは2022年にインキュベーションに移行し、開発者ポータルのエコシステムを引き続き育成している。
- GitOpsは、クラウドネイティブ エコシステムにおいて重要な技術であり続けている。クラウドネイティブ エコシステムでは、ArgoやFluxなどのプロジェクトが大規模なコミュニティを育成し続け、最近CNCFを卒業した。
- Kubernetesが成熟するにつれて、多くの組織がサービス メッシュ技術に目を向け、Envoy、Cilium、IstioなどのCNCFのプロジェクトは、需要を満たすために大規模な貢献者コミュニティの育成を続けている。
CNCFプロジェクト – 過去12か月 (インタラクティブ マップ)
Linux Foundation プロジェクト – 過去12か月 (インタラクティブ マップ)
オープンソース プロジェクト トップ30 – 過去12か月 (インタラクティブ マップ)
注:バブルチャートを使用して、コミット、作成者、コメント/プルリクエストの3つの軸のデータを表示し、対数チャートにプロットして大規模なデータを表示します。
- バブルの面積は、作成者の数に比例
- Y軸はプルリクエストとイシューの総数
- x軸はコミット数
現在および過去のレポートはすべてGitHubで公開されているほか、下記のGoogleシートで一覧とグラフを見ることができます。
このデータを生成するために使用されるスクリプトはすべて https://github.com/cncf/velocity にあります(Apache 2.0ライセンスのもと)。エラーが表示された場合は、そこでイシューを開いてください。
プロジェクトのベロシティに関する過去のブログ記事:
- Open Source Summit Japan + AI_dev 2024の基調講演者を発表 - 2024-10-02
- Japan SBOM Summit 2024の開催 - 2024-09-27
- LF Edge アニュアルレポート「拡大するエッジの導入とグローバルな影響力」公開 - 2024-09-20