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ネットワーク エッジ向けHAクラウド サービスの連携を目指す新プロジェクトAkraino Edge Stackを発表

通信 / プロバイダー / IoTネットワークのエッジ クラウド インフラストラクチャーのステータス改善のために結成するオープンソース コミュニティ

2018年2月20日サンフランシスコ発 – The Linux Foundationは、新しいオープンソース プロジェクトAkraino Edge Stackを発表しました。エッジ コンピューティング システムおよびアプリケーション向けに最適化されたHA(high-availability:高可用性)クラウド サービスをサポートするオープンソース ソフトウェア スタックを作成することを目的としています。新プロジェクトを始めるにあたり、AT&Tが信頼性と性能要件をサポートするために仮想マシンやコンテナで実行されるキャリアスケールのエッジ コンピューティング アプリケーション向けに設計されたコードをコントリビュートします。Akraino Edge Stackコミュニティ(形成段階)は、2018年の第2四半期にオープンソース プロジェクト コードをリリースすることを見込んでいます。

Akraino Edge Stackはエッジ クラウドサービスを迅速に拡張し、各サーバーでサポートされるアプリケーション又はサブスクライバーを最大限に活用し、常に稼働するシステムの信頼性確保を促進するなど、ユーザーに新しいレベルの柔軟性を提供します。パズルのピースを解くのに役立ついくつかのオープンソース プロジェクトが存在しますが、現在エッジ インフラストラクチャー ソリューションの必要性に対応するプロジェクトはありません。当該新プロジェクトに既存のプロジェクトを統合することで、通信 / プロバイダー / IoTネットワーク向けに、使いやすさ、信頼性の強化、独自の機能およびパフォーマンスを提供することを支援します。

The Linux Foundationのエグゼクティブ ディレクターであるJim Zemlinは、次のように述べています。
「このプロジェクトは、レイテンシーと信頼性のニーズに対応するエッジ向けの低レイテンシーでキャリアグレードな技術を作り出すためにAT&Tが行った幅広い取り組みをもたらします。Akraino Edge StackはONAPのようなLF Networkingプロジェクトを補完し、エッジからコアまでのサービスを自動化します。私たちは新プロジェクトを歓迎するとともに他のメンバーの参加を勧誘し、Akraino Edge Stackの結成とガバナンス確立のために協力します。」

AT&T Labsのアドバンスト テクノロジー担当バイス プレジデントであるMazin Gilbert氏は、次のように述べています。
「Akraino Edge StackはONAP、OpenStackと連携し、5GおよびIoT向けアプリケーションの新しいエコシステムを促進する次世代のネットワーク ベースのエッジ サービス開発に向けた進展を加速させるでしょう。」

新しいエッジ コンピューティング プロジェクト結成への参加はこちをご覧ください。

The Linux Foundationについて

The Linux Foundationは、オープン テクノロジの開発や商用展開を加速するエコシステム構築のための組織として、世界のトップクラスの開発者や企業から選ばれています。The Linux Foundationは世界中のオープンソース コミュニティと協力して、史上最大の共有技術投資を作り出すことにより、難解な技術問題を解決しています。2000年に創設されたThe Linux Foundationは、オープンソース プロジェクトをスケールするためのツール、トレーニング、およびイベントを提供しており、それらのプロジェクトが協力し合い、1社だけでは成し得ない経済的影響を実現しています。詳細については、www.linuxfoundation.org を参照してください。

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