ODPiがベンダーツール間のオープンメタデータ交換を促進する新しい Egeria Conformance Programを発表

By 2月 11, 2019 2月 18th, 2019 Press Release, Projects

2019年2月11日、サンフランシスコ発 – ビッグデータ ソリューションのオープンエコシステムを加速するODPi  (非営利団体 Linux Foundationのプロジェクト) は、ODPi Egeria Conformance Program を発表しました。このプログラムは、自社の製品にODPi Egeriaを使用するベンダーが、一貫性のあるAPIと機能セットを提供できるようにするものです。これにより、データ ガバナンスの専門家は、自社のすべてのデータツールで容易に活用できるエンタープライズ全体のメタデータ カタログを簡単に構築できるようになります。

Egeriaは、ODPi 傘下のオープンソース プロジェクトの1つです。ODPi は、オープンなビッグデータ エコシステムの簡素化、共有、および開発のための標準規格になることを目指しています。

「オープンなメタデータとガバナンスは、とても大切なIT運用環境です。ODPi Egeria エコシステムは、便利なメタデータ交換機能を提供するという約束を果たすために、大きな一歩を踏み出そうとしています。ベンダーの皆さんもこの標準規格にサインアップし始めています」と、ODPiのプログラム管理ディレクター、John Mertic は述べています。「メタデータ管理およびガバナンス プログラムの中核としてODPi Egeria 標準規格と実装を採用することで、組織は将来も使い続けられることを考慮した投資を行い、ビジネスにとって最善のツールを採用できます。」

オープンなメタデータとガバナンスは、IT運用環境の標準化において重要な役割を果たします。ソフトウェアとデータ コンポーネントをそれらの関係も含めて一般化された方法で記述することができ、ガバナンス要件の注釈も付けることができれば、展開の自動化とワークロード展開の最適化は著しく容易になります。これらは、ビッグデータを扱う企業にとって価値のある成果です。

ODPi Egeria Conformance プログラムにより、ベンダーは自社製品がプロジェクト標準に準拠しているかどうかをテストできます。また、顧客サポート資料に使用できる独占的なマークも提供されます。適合性は自己テストプログラムを通して達成されます。

Conformanceプログラムは、メタデータを扱う企業を支援するように設計されており、新しいソフトウェアツールの購入要件のリストに Egeria 適合性を追加するメリットはすぐに明らかになるでしょう。IBMとSASは、ODPi Egeria の立ち上げから貢献してきたデータ ガバナンス ツールの大手ベンダーですが、2019年に ODPi Egeria Conformant 製品を出荷することを約束しています。さらに多くのベンダーが ODPi Egeria の評価を進めており、今後、適合していることを発表する見込みです。

2018年8月に立ち上がった新しい ODPi プロジェクトである ODPi Egeria は、さまざまな技術やベンダーが提供する製品の間でメタデータが自由に流れるようにサポートしています。Egeria により、組織は自社のデータをより効果的に確認、管理、使用できます。さらに Egeriaは、さまざまなベンダー製品間のギャップを埋めるガバナンス機能を提供し、組織のガバナンス プログラムを完全かつ高度に自動化されたものにします。

「ODPi Egeria は、メタデータ管理とガバナンスの世界が待ち望んでいた標準規格となるものです」と、IBMの技術理事兼Offering Management, Unified Governance and Integration Products ディレクターの Jay Limburn 氏は述べています。「この作業は、当社の統一ガバナンス戦略とうまく整合しています。ODPi EgeriaとODPI Egeria Conformance Program に基づいた製品を提供するために、ODPiとともに取り組んでいくことを今後も楽しみにしています。」

「IBM、ING、SASなどの企業のサポートにより、ODPi Egeria の技術は急速に進歩しています。このプロジェクトは1年も経っていないにも関わらず、すでに主要製品に組み込まれ始めています」と、ODPi Egeria プロジェクトのリーダーである Mandy Chessell は述べています。「適合プログラムの開始は、次の完成段階への移行を示し、ベンダーは自社のソフトウェアがODPi Egeriaエコシステムで連携可能なことを宣伝できるようになります。適合スイートをオープンソースとして提供することで、購入を検討している技術が ODPi Egeria エコシステムで正しく機能するかどうか、企業側が検証できるようにします。」

「ODPi Egeria プロジェクトの管理者として、私たちは ODPi Egeria Conformance プログラムを使用した次のステップの完成を待ち望んでいます」と、SASのプラットフォーム研究開発担当副社長である Craig Rubendall 氏は述べています。「このプログラムは、ODPi Egeria オープン メタデータ標準と統合し、それを活用するソリューションの一貫性と品質を確保するために不可欠なのです。SASがこれをサポートする製品を提供しているので、我々としては、ODPi Egeria によって設定された相互運用性の目標を確実にする方法で行われていると確信できます。」

その他のリソース

ODPiについて

ODPiは、ビッグデータのエコシステムの簡素化と標準化を行っている非営利団体です。業界の共通の取り組みとして、ODPiのメンバーは、ビッグデータ テクノロジー、ソリューション プロバイダー、およびエンドユーザー組織を代表して、企業向けのビッグデータ テクノロジーの推進と発展のために活動しています。ODPiに関する詳細については、次のサイトにアクセスしてください: http://www.ODPi.org

The Linux Foundationについて

The Linux Foundationは、オープン テクノロジの開発や企業展開を加速するエコシステム構築のための組織として、世界のトップクラスの開発者や企業から選ばれています。The Linux Foundationは世界中のオープンソース コミュニティと協力して、史上最大の共有技術投資を作り出すことにより、難解な技術問題を解決しています。2000年に創設されたThe Linux Foundationは、ツール、トレーニング、イベントなどを提供することでさまざまなオープンソース プロジェクトの成長を助け、企業単体では実現できない経済効果の創出に寄与しています。詳細については、www.linuxfoundation.org を参照してください。

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The Linux Foundationはさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundationの商標一覧はこちらのページでご確認いただけます。LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。