LF Networkingがクロスコミュニティの勢いを拡大し1年の節目を通過

By 4月 3, 2019 4月 14th, 2019 Networking and Orchestration, Press Release

標準化団体とのコラボレーション、人とプロジェクトのコンプライアンス、プロジェクトのマイルストーン、関連コミュニティどうしのコラボレーションがいずれも拡大する流れを確認

2019年4月3日カリフォルニア州サンノゼ発 — Open Networking Summit —オープン ネットワーキング プロジェクト間のコラボレーションとオペレーショナル エクセレンスを促進するLF Networking(LFN)は、標準化団体とのコラボレーション、コンプライアンス プログラムの改革、新しいプロジェクト マイルストーン、関連コミュニティとの統合推進など、コミュニティの継続的な活動を発表しました。2018年1月に結成されたLFNは、広くFD.io、OpenDaylight、ONAP、OPNFV、PNDA、Tungsten Fabric、SNASを通じて統合と効率を追求し、メンバーの積極的な関与を進めること、およびオープンソース ネットワーキング エコシステムを拡大することに注力しています。複数のプロジェクトをアンブレラ プロジェクトとしてまとめて扱うことで、LFNはシナジーを生み出して、短期間で改革と採用を実現できます。

Linux Foundationでネットワーキング、自動化、エッジ、IoTの統括マネージャーを務めるArpit Joshipuraは、次のように述べています。

「先日、アンブレラ組織としての1周年を迎えられたことに、全員が喜びを感じています。この1年間、エンドツーエンドのオープンソース ネットワーク スタックを支えるエコシステム全体に継続的な成長をもたらすことができました。LFNコミュニティは、標準化団体など他のエコシステム パートナーとともに、オープンソース ネットワーキングの未来を切り開くために強く結束しています。」

今週、LFNはカリフォルニア州サンノゼで開かれるOpen Networking Summit (4月3日~5日)に、一連のプレゼンテーション、デモ、トレーニングという形で 参加します。参加方法については、こちらにアクセスしてご確認ください。

1周年の時点で確認されている統合の進捗

  • オープンソースとオープン スタンダードのさらなる協調。ONS North America(4月5日)の開催期間中、この2種類の組織は、通信のオープンソース転換をさらに進めるための協力方法を議論するために、専門家会議を召集します。また、O-RAN AllianceLinux Foundationは、O-RAN Allianceのオープン アーキテクチャに沿ったオープン ソフトウェアを提供するためのO-RAN Software Community(O-RAN SC)の創設を共同で発表しました。
  • LFNの2年目は、1月の8日から11日にかけてフランスにあるNokiaの施設を使用して、OPNFVとONAPの開発者イベントを同じ場所で開催することで始まりました。この共同イベントは、商用ベンダーとオープンソース コミュニティのメンバーを結び付けて、ONAP Dublinリリースの計画作成、OPNFV Gambiaのテストと統合の実施、コミュニティどうしのコラボレーション推進をもたらしました。 55の組織から213名が参加し、その中には11名のエンド ユーザーと11の研究機関および非営利団体が含まれていました。詳しいまとめと成果については、こちらのイベント レポートを参照してください。
  • LFNコミュニティどうしの連携を深めて電話会社とベンダーにとっての相互運用性に関する課題を軽減する動きとして、OPNFV Verification Program(OVP)が拡張されて、ONAP要件に基づくVNF互換テストが含まれるようになりました。また、OVPでは認定ラボ プログラムも紹介され、ニューハンプシャー大学インターオペラビリティ ラボラトリ(UNH-IOL)が最初の認定ラボとなりました。
  • クラウド ネイティブ ネットワーク機能(CNFs)は、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)コミュニティと協力しながら発展を続けています。2月に、CNCFとONAPはオープンソースのCNFテストベッドを発表しました。ここでは、同じネットワーキング コードがOpenStack上のVirtual Network Functions(VNFs)とKubernetes上のCNFsの両方で動作することが示されます。

ネットワーキングに関する広範なトレーニング コース – ONAP認定プロフェッショナルへの道

昨年のOpen Source Jobs Reportによると、採用担当者の46%は「ネットワーキング」技術を持った人を採用したいと考えており、ほぼ同じ率の人が「ネットワーキング」を採用判断に最も強く影響する技術と見ています。Linux Foundationは、ネットワーキングに焦点を当てたトレーニング コースを無料eラーニング、有料eラーニング、教室形式で豊富に揃えており、知識、スキル、キャリア形成の推進をお手伝いします。

これらのスキルセットの価値を示す追加の話題として、2018年3月に始まったONAPのコースは爆発的な人気を獲得し、無料と有料のeラーニングのコースを合わせて18,000人を超える申し込みがありました。ONAPでは認定プロフェッショナル(COP)ベータ プログラムが進行中であり、2019年6月に開始される予定です。ボランティアで参加しているONAPの専門家と共同で、ONAP認定プロフェッショナル(COP)に適用される中核的な分野と必須のスキル、知識、能力を特定しました。試験カリキュラムの詳細、およびベータへの参加方法については、https://www.onap.org/home/community/onap-trainingを参照してください。

現時点で参加できるネットワーキング関連コースのリストを以下に示します。

さらなるプロジェクト展開とマイルストーン

LFNのプロジェクトは、新しいリリースやプロジェクト、コミュニティの成長に伴って発展しています。具体的な例は以下のとおりです。

FD.io

  • FD.ioでは、FD.io技術を採用する際の主なハードルを取り払う貴重なプロジェクトがポートフォリオに加えられました。これはSweetcombマネージメント エージェントと呼ばれるもので、業界で受け入れられている方法(Netconf、Restconf、OpenConfig gNMI、SSLクライアントなど)を通じて受け取った構成およびテレメトリの要求に応えることにより、IETFおよびOpenConfigデータ モデルに沿いつつ、事業者のネットワークに対してFD.ioデータプレーンに基づいて装置を展開することに対処します。 Sweetcombは、13の組織(Alibaba、China Mobile、China Unicom、China Telecom、Cisco、HuachenTel、Huawei、Intel、NXP、Pantheon Technologies、Tencent、Tieto、ZTE)に属する開発者で構成される専任の集団が支えています。

ONAP

  • 今後追加されるONAP認定トレーニング コースに加えて、ONAPコミュニティは4番目のリリースであるONAP Dublinにも全力を挙げて取り組んでいます。夏の初めには、Developer Design Forumの「Security by Design(設計によるセキュリティ)」を踏まえたDublinビルドが重要なサブテーマとなることが予想されます。また、「Controller Design Studio for APP-C」と呼ばれる新しいSDCダッシュボードと、SDN-Cの設計が開発中です。

OPNFV

  • OPNFVの8番目のリリースであるOPNFV Hunterが2019年5月に予定されています。このリリースは、継続的な提供、クラウド ネイティブ ネットワーク機能(CNFs)、テスト、キャリアグレード機能、アップストリーム プロジェクト統合に関して、NFVの状況を前進させるものです。C-RAN(5G用のクラウド無線アクセス ネットワーク)、AUTO(ONAPで自動化されたOPNFV)、エッジ クラウドなどのプロジェクトが引き続き進行しており、成果が予定されています。次回もまた、継続デリバリー オプションによって2系列のリリースになる予定です。

OpenDaylight

  • OpenDaylightは、最も広く普及しているオープンソースSDNコントローラーとして全世界で10億以上のネットワーク契約者を支えており、10番目のリリースであるOpenDaylight Neonの公開で6周年を祝いました。Neonでは、SDNコントローラーの機能が強化されるとともに、エッジやクラウド ネイティブ、さらにはONAP、Kubernetes、OpenStackなどのダウンストリーム プロジェクトのサポートが進化しています。 OpenDaylightの最新リリースの詳細については、こちらを参照してください。

Tungsten Fabric

  • Tungsten Fabricコミュニティは、2019年のGoogle Summer of Code(GSoC)組織に指名されました。 GSoCは、学生とオープンソース組織をつなぐことを目的とした世界的なプログラムです。Tungsten FabricのGSoCプロジェクトの詳細については、こちらを参照してください。
  • 昨秋開始されたTungsten Fabric Carbideクイックスタート環境は、順調に勢いを増しています。 アマゾン ウェブ サービスでホストされて無料で使用できるため、Kubernetesを使用している開発者は、制限付きながらネットワーキング環境を利用して、設定不要のKubernetesとTungsten Fabricクラスターを通常15分未満で展開できます。

また、LFNは、バルセロナで5月20~23日に開かれるKubeCon + CloudNativeCon Europeにも参加します。プロジェクトで同時開催の2つの小規模サミットを主催するほか、ブースでデモも行います。詳細については、こちらを参照してください。

TwitterでLF Networking(@LF_Networking)をフォローして、プロジェクトの最新活動状況を把握してください。ONSからのリアルタイム情報も得られます。

Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationは、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、linuxfoundation.org をご覧ください。

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