KiCad が Linux Foundationプロジェクトに ー Electronic Design Automation を推進

By 11月 22, 2019 11月 26th, 2019 Press Release

エンジニア向けの電子設計自動化を促進するプロジェクトの持続的成長を支援

2019年11月22日 サンフランシスコ発 ー オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体である Linux Foundation は、Electronic Design Automation (EDA) 用のフリー オープンソース ソフトウェア スイートである KiCad をホストすることを発表しました。プログラムは、電子回路図設計とプリント基板 (PCB) 設計への変換を容易にします。Linux Foundation 傘下で KiCad はコミュニティを拡大し、長期的な持続可能性を確保します。

Linux Foundation の 戦略プログラム担当バイス プレジデントである Michael Dolan は、次のように述べています。
「KiCad は、基板設計を専門とするエンジニアが使用する一連のアプリケーションです。プロフェッショナルで無料のソフトウェアであり、エンジニアが特定のハードウェア アーキテクチャに縛られることなく、あらゆる場所のあらゆるプラットフォームで使用できる自由を提供します。回路図キャプチャと PCB レイアウト設計のための統合環境の開発における KiCad の進展は非常に大きく、Linux Foundation のインフラストラクチャとガバナンス モデルは、長期にわたりその成長を維持するために必要なサポートを提供します。」

KiCad プロジェクト リーダーである Wayne Stambaugh 氏は、次のように述べています。
「ここ数年、プログラムの使用が急増しており、一部の基板ベンダーから新規注文のうち15%以上がKiCadを使用して設計された報告を受けています。この成長率に対応するには、より多くの人々をプロジェクトに引き付けるための収益支援モデルを再評価する必要がありました。Linux Foundationのもとで、私たちはプロジェクトを前進させるために寄付を使う柔軟性が高くなると同時に、潜在的な新規支援者の目に触れる機会が増えるでしょう。」

同プロジェクトは、Linux Foundation がオープンソース開発者 (およびそれを支援する個人と企業・組織) をより一層活性化させ、オープンソース技術の持続可能性、セキュリティ、ダイバーシティを前進させるために今年作成した CommunityBridge プラットフォームにも参加しています。KiCad は、Windows、Linux、Apple MacOS 上で動作するクロスプラットフォーム ツールであり、オープンソースの GNU GPL に準拠してリリースされています。

KiCad は1992年から始まり、今日では Digi- KeySystem76AISLERNextPCB などの企業、コミュニティ、個人の支援者、および CERN を通じた多くの寄付により支援されています。パッケージ内の主なツールは、回路図、プリント基板レイアウト、Spiceシミュレーション、部品表、アートワーク、ガーバーファイル、および PCB とコンポーネントの3D表示の作成に使用されます。

詳細はこちら http://www.kicad-pcb.org/ または、KiCadブログFacebookTwitter をご覧ください。

Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationは、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、www.linuxfoundation.org をご覧ください。

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