Skip to main content

初のedX & LFトレーニング日本語版 第2部「セキュア ソフトウェア開発:実装」提供開始

2023年7月21日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを推進する非営利団体 Linux Foundation は、edXプラットフォームを通じて提供する初めての日本語版トレーニングの第2部「セキュア ソフトウェア開発:実装(LFD105-JPx)」を開始しました。

Linux FoundationとedXは、edXプラットフォームを通じて、入門者が始めやすいトレーニングから需要の高い技術分野のキャリア形成に役立つコンテンツまで、幅広いレベルや分野での人材の育成を目指しています。日本語版トレーニング第一弾として今年6月よりオープンソースやその他のソフトウェアを安全に使用・開発する方法について学習する無料オンラインコース「セキュア ソフトウェア開発」の提供が始まりました。トレーニングは3部より構成されており、第1部「セキュア ソフトウェア開発:要件、設計、再利用(LFD104-JPx)」に続き、本日第2部「セキュア ソフトウェア開発:実装(LFD105-JPx)」の提供が開始されました。

セキュア ソフトウェア開発は、ソフトウェア開発者、DevOpsプロフェッショナル、ソフトウェアエンジニア、Webアプリケーション開発者、および安全なソフトウェアの開発方法の学習に関心のあるその他の人々を対象としており、限られたリソースでも情報セキュリティを向上させるための実践的な手順に焦点を当てています。攻撃に対して強化されたソフトウェアを開発するためのセキュリティの基本、脆弱性が悪用された場合に被害を軽減し、対応を迅速化する実践的な方法を学習するサイバーセキュリティ トレーニングとしてOpen Source Security Foundation (OpenSSF) とLinux Foundation Training & Certificationにより開発されました。

プログラムを開発したOpenSSFとLinux Foundationは、この知識により多くの人がアクセスできるように、オンラインコースを無料で提供しています。受講者は199米ドルで検証認定トラックにアップグレードでき、コース資料に無制限にアクセスできたり、修了証を取得できます。

数ヶ月の間に順次すべてのプログラムの提供が始まる予定です。

学習内容について

セキュア ソフトウェア開発:実装(LFD105-JPx)

このコースでは、次のような重要な実装の問題に焦点を当てます : 入力の検証(拒否リストではなく許可リストを使用する必要がある理由など)、データの安全な処理、他のプログラムへの呼び出し、出力の送信、エラー処理。最も一般的な種類の攻撃に対抗するために(開発者として)実行できる実際的な手順に焦点を当てています。

###

OpenSSFについて

Open Source Security Foundation (OpenSSF)は、Linux Foundationがホストする業界横断的な組織です。業界で最も重要なオープンソースセキュリティの取り組みと、それをサポートする個人および企業をつなぎ合わせます。OpenSSFは、すべての人のためのオープンソースセキュリティを前進させるために、コラボレーションを推進し、アップストリームおよび既存のコミュニティ両方と協力します。詳細については openssf.org をご覧ください。

Linux Foundationについて

Linux Foundationは、オープンソースソフトウェア、オープンハードウェア、オープンスタンダード、オープンデータに関するコラボレーションのための世界有数の拠点です。Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.js、ONAP、PyTorch、RISC-V、SPDX、OpenChainなど、世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。Linux Foundationは、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については linuxfoundation.org をご覧ください。

Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 Linux Foundationの商標の一覧についてはこちらをご覧ください。
Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。