Skip to main content

「Kubernetes アプリ開発」トレーニングコース、日本語で受講可能に

2023年10月26日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを推進する非営利団体 Linux Foundation は、マルチノードクラスタでアプリケーションをコンテナ化、ホスト、デプロイ、および構成する方法を学習するトレーニングコース「Kubernetes アプリ開発 (LFD259-JP)」の提供を開始しました。Cloud Native Computing Foundation (CNCF) と Linux Foundation により共同開発された「Kubernetes for Developers (LFD259) 」を日本語で受講できるようになりました。

「Kubernetes アプリ開発」は、Kubernetesアプリケーション開発のスキルを習得したい開発者を対象としています。このコースでは、マルチノードクラスタでアプリケーションをコンテナ化、ホスト、デプロイ、および構成する方法を学びます。シンプルなPythonスクリプトから始めて、アプリケーションリソースを定義し、コアプリミティブを使用してKubernetesでスケーラブルなアプリケーションを構築、監視、トラブルシューティングします。ネットワークプラグイン、セキュリティ、クラウドストレージを使用すると、運用環境にアプリケーションを展開するために必要な多くの機能を利用できます。

本コースはセルフペースで進めるオンライン形式のトレーニングです。コースには、演習も含まれており、実際に使用される例が提供されるため、学習した概念をより確実に習得・理解できます。コースを完了するとLinux Foundationからデジタルバッジが発行されます。

また、学習するトピックは、認定試験「認定Kubernetesアプリケーション開発者 (CKAD-JP)」でテストされる知識ドメインと連携しており、この認定の推奨トレーニングとなっています。

Kubernetes アプリ開発 (LFD259-JP) について

主なテーマ

  • 第1章 コースのご案内
  • 第2章 Kubernetesのアーキテクチャ
  • 第3章 ビルド
  • 第4章 デザイン
  • 第5章 Deployment設定
  • 第6章 セキュリティの理解
  • 第7章 アプリケーションの公開
  • 第8章 アプリケーションのトラブルシューティング

前提条件

受講者は、Linuxコマンドライン、Python、Node.js、Goなどのプログラミング言語に精通しており、クラウドネイティブアプリケーションの概念とアーキテクチャの基本を理解している必要があります。以下の事前知識が推奨されています。

  • Linuxの概念とコマンドライン : お勧めコースは Introduction to Linux (無料のedXコース)
  • パッケージマネージャー
  • GitとGitHub
  • Kubernetesをより良く理解するための入門編 : お勧めコースは Introduction to Kubernetes (無料のedXコース)

同様の学習内容でインストラクター主導形式のトレーニングコース「Kubernetes アプリケーション開発 (LFD459-JP)」は、Linux Foundation認定トレーニングパートナー (ATP) より提供されています。詳細はこちらをご覧ください。

###

Linux Foundationについて

Linux Foundationは、オープンソースソフトウェア、オープンハードウェア、オープンスタンダード、オープンデータに関するコラボレーションのための世界有数の拠点です。Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.js、ONAP、PyTorch、RISC-V、SPDX、OpenChainなど、世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。Linux Foundationは、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については linuxfoundation.org をご覧ください。

Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 Linux Foundationの商標の一覧についてはこちらをご覧ください。
Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。